今年も福島県南相馬市北泉海岸で開催された”Kitaizumi Surf Festival 2024”
2024年10月6日に行われたFINAL DAYハイライト動画です。

6時半にファーストコールの後、7時にBBウィメンズセミファイナルからスタート。
天気は小雨、風は弱い北寄りの風で海面は多少影響を受ける程度で、波のサイズはコシ〜ハラsetムネくらいとなっている。

ヒート1には大原沙莉がクレジット。現在ラウンキング4位の刀根真由美、6位の井上美彌と今回好調で仙台新港をホームにする後藤朝子の4名ヒート。大原は2本目にサイズのある波を選び、7.00をマークして1本目の5.83と合わせヒートをリードする。井上が5本目に6.27をマークし差を詰めるが逆転はならず、大原が1位をキープしてヒート終了。2位には井上が入った。

ヒート2はかなり濃いヒートで、現在ランキング3位の山下海果、カレントリーダーの相田桃、現在2位の西村優花と12位の我孫子咲良の4名ヒート。ヒートが開始し西村が4.00を出しまずまずのスタート。それを相田が追いかける。ヒート中盤には西村、相田は5点台を出し、山下は6.33を出してクロスヒートになるが、結果、5点台を2本まとめた西村が1位、相田が2位でヒート終了。山下は惜しくも3位で好調の後藤はここで敗退となった。

続いてBBメンズのセミファイナルへ。
ヒート1は粂総一郎がクレジット。そして現在ランキング3位の加藤優来、8位の長沢勇治と、12位の滝元良太の4名。カレントリーダーの粂は7.00と6.70をまとめ、2位には加藤が入りラウンドアップ。

ヒート2には現在ランキング2位の近藤義忠がクレジット。相原法央、蛭間拓斗、そして横田彰宏の4名ヒート。近藤はスロースタートになるが、4本目に6.17をマークし、トップへ立つ。相原は5.50出し、蛭間も5.80を出して追いかける。近藤と蛭間、そして相原が追うかたちになるが、近藤が1位、蛭間が2位で終了。

ヒート中には、キッズを対象にしたコーチングが開催された。
コーチは、ジョエル・パーキンソンとハーレー・イングレビーという豪華なコーチ。
かなり熱の入ったコーチングとなっていた。

そしてショートウィメンズのセミファイナルへ。
ここからマンオンマンとなる。
ヒート1は池田未来と鈴木莉珠の同じ歳対決。出だしはスローな立ち上がりとなり、池田が3本目に短いセクションに3アクション入れて4.50を出してややリードする。鈴木も攻めるが3点台のライディングとなり、逆転するまでには至らない。結局そのまま池田のリードが続きヒート終了。

ヒート2は松野杏莉と佐藤李の2名。佐藤は2本目に5.00を出してリードすると松野も5.40を出し、佐藤はさらに5.93を出してリードすると、松野も8.50のエクセレントを出して逆転する。佐藤は9本目に5.17を出して差を詰めるニードは7.98。だが、結局この差は詰められず待つのがラウンドアップ。

ショートメンズのセミファイナルヒート1は、米山珠波瑠と鈴木仁の2名。
鈴木は1本目に7.00を出してスタートダッシュ。鈴木は3本目に6.17を出し、米山も4.17で追いかけるが、鈴木はさらに6本目に6.67を出して差を広げる。米山も5本目に5.17を出して追いかけるが、ニードは8.50。米山は7本目に6.30、8本目に7.23を出して僅差に。米山のニードは6.44だが、届かず鈴木がラウンドアップ。

ヒート2は新井洋人と古川海夕の2名。新井は1本目に4.00を出して、古川は4.20でほぼ互角なスタート。新井は5本目に6.67を出して差を広げ、6本目に4.93を出しバックアップを伸ばす。ここまで古川はじっくり波を選び1本のライディング。ニードは7.40で十分逆転できるスコア。古川も後半ライディングを重ねトップスコアを4.60と伸ばすが、届かずそのままヒート終了。新井がファイナルへ駒を進めた。

そして、BBウィメンズのファイナルへ。
ファイナリストは大原沙莉、西村優花、井上美彌と相田桃の4名。
大原が1本目に6.00を出して一歩リードすると、相田も2本目に6.17、西村も2本目に5.17を出しほぼ互角に。西村は3本目に6.73を出し、相田は3本目に5.77でトップに出る。後半大原が6.20を出してトップに出る。ラスト西村と相田が乗り結果待ちに。共にニードに届かず大原の優勝が決まった。

BBは最後のヒートメンズのファイナルへ。
ファイナリストは粂総一郎、近藤義忠、加藤優来と蛭間拓斗の4名。
1本目は蛭間、加藤とも3点台でほぼ互角で、加藤が続けて2本目に乗り4.17でややリード。しかし、近藤が1本目に6.17を出して飛び出す。そして蛭間が2本目に5.77を出してトップに。すると近藤が2本目に5.17を出して目まぐるしい序盤戦に。粂は波を待ち3本目に5.40、4本目に6.57を出してトップに出る。そして、近藤が7.10を叩き出しトップに出てこのクロスヒートを制し、近藤が優勝となった。

ショートウィメンズのファイナルへ。
池田未来と松野杏莉のファイナリスト。1本目は池田が4.67、松野が5.00とほぼ互角なスタートだが、その後も池田がどんどん本数に乗り、6.17と6.43を出してリードする。松野も4本目に4.70を出して差を縮め、積極的に波に乗るがポテンシャルのある波が来ない状況でトップが伸びない。結局そのまま池田が逃げ切り優勝となった。おめでとう!

そして、このイベントの最終ヒートショートメンズのファイナル。
鈴木仁と新井洋人がファイナリスト。今大会確実にマニューバーを決めている、新井は1本目に5.60を出して2本目に7.17を出してリードする。鈴木は3本目にエアーを決め、8.17を出してやや有利な展開に。新井も4本目に6.07を出し、さらに6本目に6.50を出しバックアップを伸ばす。鈴木は8本目にまたもエアーを決め8.70で逆転。新井のニードは9.70でそのままヒート終了。鈴木の優勝が決まった。おめでとう。

表彰式では各カテゴリーの優勝、2位の選手に豪華な兜が、ジョエル・パーキンソンやハーレー・イングレビーがプレゼンターになり贈られた。
閉会式では南相馬市副市長の新田正英氏
スポンサーの株式会社ナプロアースの池本 篤会長
からもご挨拶を戴き、
閉会は2024サーフパラダイス実行委員会の室原真二
が閉会の挨拶をして幕を閉じました。

表彰式と閉会式の後、餅投げが盛大に行われ大賑わいのうちにイベントが終了となった。

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